中小企業活性化協議会から「中小企業活性化協議会を通じた再チャレンジ事例集」が公開されました②
ニュース 2025年07月14日
(前回の続き)
「中小企業活性化協議会を通じた再チャレンジ事例集」(本事例集)では、経営者保証ガイドラインを通じて経営者の個人破産を回避できた事例が数多く紹介されています。
経営者保証ガイドラインは、中小企業の経営者が会社の債務を個人保証(経営者保証)することの弊害を解消するために、日本商工会議所と一般社団法人全国銀行協会を事務局とする「経営者保証に関するガイドライン研究会」によって策定され、平成25年12月に公表されたものです。
経営者保証ガイドラインの存在は、広く一般に知られているとは言い難いですが、実務では活用も進んでいます。
そして実際、本事例集に紹介されているように、経営者個人の破産を回避できるケースも着実に増えてきています。
経営者保証ガイドラインの内容については、当事務所のページでもご紹介しておりますので、関心がおありの方は、以下のリンクからご覧ください。
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弁護士として多数の中小企業の支援に携わってきた経験からも、会社の先行きに不安を感じたときには、早めに中小企業活性化協議会のような相談機関や弁護士などの専門家に相談することが大切である、と強く感じています。
経営者の方は、問題を一人で抱え込まず、早いうちに、経営に関する不安を第三者に相談してみてください。
そうすれば、債権者と話し合って返済計画を立てることで経営を立て直すことができたり、M&Aによる事業承継が可能になったりする可能性が生まれてくる場合があります。
当事務所も、経営に不安を抱えた経営者の皆様からのご相談をお受けし、豊富な経験をもとに、経営者保証ガイドラインを活用するなど適切かつ迅速な対応を行っています。
経営に関する悩みを抱えている場合は、ぜひ一度、以下のリンク又はお電話にて、当事務所までご相談ください。